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青月エンドのラブラブ編 二話 

Cpは、ルルーシュ×ライです。
僕の首筋を君は噛んだ
しなやかに愛された右腕


部屋は普段どおりの家具のほか、今日は数個だけある硝子のコップの中に立てた蝋燭がポツリポツリとタンスの上、サイドテーブルなど部屋の一角に用意してあった。
 ノック音と涼やかに響く声で、相手がライだと知ると中へと招いて歓迎するようにルルーシュは目と口元に微笑を浮かべる。
 部屋へと入って、何分と立たない間に、香の匂いにライが視線を向ける。
 予定通りの反応だった。


「? 何かいい香りがするのだが」

「ああ、もらい物があって試したところなんだが、お前が気に入ってくれたのならこのままにしておこうか」

「君が香をたくなんて珍しいこともあるんだな」

「俺だって気分転換に違うものに手を出したくなるときもある」


 そう言いながら、椅子に腰掛けようとしたライを引き止めるようにその繊手をルルーシュが掴む。
 振り向いた銀のように輝く瞳に自分を映したまま、ルルーシュは引き寄せ、見つめあう。


「・・・どーしたんだ?」

「ライ、教会の誓いを覚えているか?」

「誓い?・・・ああ、ちゃんと覚えているよ」

「そうか。俺はこのままでも十分だと思ったんだが、自分自身それに納得がいっていないのが今の本音だ」


 ライは無言でルルーシュの真剣な話に耳を傾けていると知りながら、ライの片頬を撫でるように触る。


「・・・・俺はお前との深い繋がりが欲しい」

「ルルーシュ?」

「お前の言葉に嘘偽りなく俺を信用しているとわかっていても、俺はお前とのつながりを求めている」


 ルルーシュの熱を帯びた目線を向けられ、ライは黒い炎さえも見えそうな怪しい輝きに魅入られ、頬を朱に染めたままライは視線を外すように目を伏せる。


「どう、答えればいいんだ?」


 ふっと笑ったルルーシュは、そのままライの柳腰を手で引き寄せ、唇に自らの唇を重ねた。
 始めは、軽く触れ、少しずつついばむように触れて離れ手を繰り返しながら、呆然としつつも動揺に揺らすライの瞳を顎に添えた手で持ち上げるままに覗き込んで。


「・・・俺が嫌になったか?」


 と少しだけ意地悪に問いかけるルルーシュに、ライは首を横に振って答えた。 

 
「君のした事は、不思議と嫌悪感は浮かばなかったけれど」

「ん?」

「僕は、君がこうすることをどこかで望んでいたんだと思うからこんな状況でも拒めないんだ」


 意外な言葉に、少し驚いた表情を見せたルルーシュだったが、その目は欲情と愛情を纏いいとおしげに細められ口を緩めると、今度こそ互いに目を閉じるようにしてキスをした。

 これが二人の始まりの合図だった。


続く
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2012.05.14 
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