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訪問者様、ありがとうございます。
シャーリー視点の第八話

Cpは、ルルーシュ×ライです。

 12:00 素敵なランチタイム




ルルーシュは意地悪そうなけれども愛着と優しさも伺える瞳を細めて、引き寄せられるままに背を預けたライは、普段のクールビューティーな無表情ではなく、恋人にいや親しいものに見せる少し油断させた表情が、なんだか可愛らしくシャーリーにも映った。


「(はぁー、生徒会でもいちゃついてるところ見慣れてると思ったけど、此処までなんだ。いいなぁ、羨まし・・・・って、ううん、なに考えてるの私!。もう、吹っ切ったんでしょ! 今は会長に報告するために、観察する必要があるのよ。うん、けして私が気になってるからじゃないんだから!)」


 握りこぶしを掲げて一人納得するシャーリーが、密かに覗き見しているとは知らず二人は昼食を取っていた。


「ライ、次は、そうだな。そのブロッコリーを貰おうか」

「・・・」


 後ろにするルルーシュに命令口調で指示されるままに、ライは動きづらい様子で振り返り、端に持ったブロッコリーをルルーシュの口に運んでいた。
 どこかむすっとしているようにも見えるライに、ルルーシュが話しかける。


「口数少なくなっているが、ライは食べないのか」

「・・・僕はともかく。君もこの体勢は食べづらいのなら、いい加減場所を移したほうが良く」


 華奢な肩を掴んだルルーシュに、振り返るライは目を見開く。
 重ねた唇を離しても、戸惑いに揺れる銀色の瞳を覗き込んで、ルルーシュは囁いた。


「勝手に俺の傍を離れるな、っと前にもお前に言ったはずなんだが」

「・・・」


 以前の告白を思い返し、頬を染めたまま目を逸らすライに、ルルーシュはふと笑う。
 耳で話す内緒話に、聞こえず何を話しているんだろうシャーリーは、耳を済ませて何とか会を聞こうと試みていた。


「それに、嫌なら抵抗なり逃れる方法があるだろ。それを無理強いしないのは、俺に怪我を負わせたくないのか?それとも、ライも実は望んでいるのか? そのどっちかじゃないのか? うん?」


 耳朶に口元を寄せるようにして話すルルーシュは、後ろからライを抱きしめる。


「・・・違う」


 目を瞑るようにそう言ったライは、抱きしめる手に自分の手を重ねて、払いのけて立ち上がるのかとルルーシュは顔をあげると。


「どっちかじゃない。僕は、どちらもだ」


 と重ねた手で握り返しつつも、その睫に伏せられた瞳や、白い肌に浮かぶ仄かに色づく赤い頬や、気恥ずかしさに少し開いた口元が、照れ隠しなのだとライの可愛らしい仕草にシャーリーは、心の中で嬉々と悶えた。
 それをまじかで聞いたルルーシュは、少し目を見開いた後、優しい笑みを浮かべてライを引き寄せて、そのこめかみに愛おしさを込めてキスを贈った。

 その後、様子を見届けたシャーリーは、少し興奮気味にミレイに報告するのだった。


続く
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2012.07.16 
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