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訪問者様、ありがとうございます。

Cpは、ルルーシュ×ライです。
 食らいつくような静寂



どんよりと暗い遠くの空に光が瞬いているかと思いきや、ザーザーと雨が降り始めてから、窓に雨粒がぶつかるまで時間もかかるわけもなく、窓の外へと視線を向けていたライに、ルルーシュが声をかけたときは、生徒会室は二人だけとなっていた。


「雨が降るとは天気予想としては外してはなかったが、これは大降りだな」


 クラブハウス内での共同生活とはいえ、帰り道は同じの上傘は持参してあるから濡れる問題はないにしても、帰り道までの少し距離でも湿気を帯びた空気の中を進むのは、億劫なものに感じてか、ルルーシュは一瞬だけ眉を顰めた後、室内を三輪した。
 生徒会室、いつも賑やかなミレイやリヴァル、シャーリーといった口数の多い人たちがいないせいもあって、こんなに静かだったかと少しだけ物足りなさを覚えたルルーシュは、ふっと苦笑を浮かべたところで、ライの視線に気づいた。


「業務は大方整理はついているが、この後はどうするんだ?」

「急を要することではないにしても、そうだな。しばらくは天気の様子見ながら続けてみるか」


 雨が弱まってからでも帰るのは遅くはないと提案するルルーシュに、ライは無言で頷いた。
 リヴァルだと愚痴や不満の一つや二つこぼしそうなところだが、ライはそう言った面での物分りのよさに好いていた。、
 
基本有言実力で進める会長や体力系のスザクだとなかなか進まない作業が、どちらも効率的に解消できるライという存在はルルーシュにとって信頼にたるものだ。

 うちの癒し系だよと勧賞するシャーリーに同意するわけではないが、メンタルの面でも支えられていることもまた事実だった。

 会長がたまり溜めた書類分担と確認作業も少しずつ落ち着いてきたところ、何度か窓へと視線を向けてみたものの雨は変わらず振り続けていて、まるでこの業務を続けさせるままに閉じ込めれたような妙な錯覚になり、ルルーシュは首を振ってライを見た。


「そろそろ切り上げるぞ」


 その言葉が合図のように、ライも片付けることを始め、帰りの準備を整える。
 山積にされていた書類の束を会長の机に束にして整頓してから、ルルーシュは室内の明りを消した。
 全てのカーテンが締め切ってないせいで、仄かに明るい明りが外からの差し込む、一つの窓辺にぼんやりと立つライを映し出す。
 引き寄せられるかのように近づいてく、ルルーシュはその隣に並んでいた。





続く
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2012.06.02 
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