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甘い一夜の第十二話

Cpは、ルルーシュ×ライです。
 21:00 よいこはおやすみのじかん



放課後の教室で、キスを目の当たりにし逃げて行った男の背を見送って、ルルーシュは僅かににらみつける恋人のライの耳に、唇を寄せてそっと耳打ちをする。


「今の続きは夜にするか」

 
 と提案するのに、ライは頬を染めたものの、少しだけ目を伏せて小さく頷き返した。
 ほくそ笑むルルーシュの含み笑いを聞きながら、クラブハウスへと戻った二人。
 夕食を終えて腰を上げた二人は部屋へと向かう。
 チェスの約束があるから遅くなるとナナリーに言い残し、咲世子に任せるとルルーシュはライと肩を並べて歩いた。
 夜空の見える窓を一瞥して、ぽつぽつと灯る明るい廊下は、人の通りも少なく静かで、昼とは違う風景に思えてしまうが、燐と背筋を伸ばして歩くライの横顔は普段の変わりのないようで、ルルーシュはそっと伸ばした手をライの細い手に絡めた。
 それに気づいて横目に視線を向けるライは目を瞬かせるものの、拒絶する様子はなく気持ちを返すかのように指の力を強めてきた。
 あっという間に、ライの部屋へとたどり着いた二人は無言で顔を合わせて、ノブに手をかけ扉を開いた。
 月明かりの仄かに照らされる室内は、薄暗く白いカーテンが風に揺らぐ様子だけが見える。
 自分の部屋と構造は変わりないものだが、生活用品以外の私物のないライの部屋はひどく殺風景ではあったが、今は夜の中に溶けてただの風景のようだった。
 それは、自分にとってあまり重要ではないのと、これからはじまる事に比べれば些細なことのように思ったからだ。


「ライ」


 ぎぃーと扉が閉まる間に繋いだ手で引き寄せてるようにして、ライの細い腰を抱きしめると、二の句もなくルルーシュは唇を重ねた。
 軽く啄ばむキスを繰り返して、こぼれる吐息に触れつつも薄く開いた唇の隙間に舌を差し入れてライを求め絡める。
 ぞわっとした刺激が背筋を這い上がっていくのに自然と体が震えたライではあったが、次第に強張った緊張が熱くなる口付けに力を抜かしていく。
 ぴちゃぴちゃと生々しい水音が、ライの胸のあたりをじんと痺れさせつつも、ルルーシュの腕に縋りつくように指が食い込む。


「っ、ルルーシ・・・、ん」


 キスの合間に、普段の冷静な声とは思えないくらいに掠れるままにただルルーシュを求める声が、より熱情を煽り、唇を重ねるままに、襟首を緩め上着を脱がすと、ライも手伝うようにルルーシュの上着を脱がせる。
 ベットの近くまで移動して、手早くシャツのボタンを外したルルーシュは、ベルトを取りファスナーを開くと、じっじっと日常的な音がやけに卑猥に聞こえた。
 そのまま流れるように押し倒すと、ぎしりとベットの軋みにあわせてライの体がベットに倒れる。
 ルルーシュは喘ぐ白い胸の動きを目に止めた後で、ライの表情を見た。
 薄明かりの中でも、澄んだ銀色の瞳が伏し目がちに不安と期待に濡れたように揺れ、彷彿とさせる頬に、薄く口付けにより色づいた唇に、汗を浮かべた白い肌、ストイックな面影は薄れ、やけに扇情的な恋人の媚態を上から眺めた。
 本当に同じ男なのだろうかと思うほどの色香に目眩さえ覚えそうになったが、けして他人には見せたくはないと独占欲を募らせ、より自分の存在をその身に深くしようと、ライのズボンを下着ごと引きおろし、他の誰も見ることも日に当たることのない下肢を露にした。
 華奢で筋張っているがちゃんと鍛えられた筋肉はついていても、白く細い脚は女性よりも綺麗に見えた。
 しかし、忍ばせるように握りしめて先端を雨細工のように手で弄ぶと、やはり自分と同じ性別であり、行き過ぎた快感に歪む顔を恥じるように右腕で目元を覆うが、その唇は震え噛み締められたりするさまは、何度やっても慣れることなく戸惑う様子にやけに可愛く感じルルーシュは目を細め口元を緩めた。

脱ぎ捨てた被服は床へと放置するまま、裸になった二人。
 散々と弄ばれた下肢の中心は赤く、目尻から涙をこぼしたままのライの白い片足を掲げて、ルルーシュは自分の身体を挟むようにして腰を添える。


「ライ」

「・・・」

「愛してる」


 また一つ涙を流したライはゆっくりとルルーシュの首筋にと腕を回して、震える声で僕もだと告げた。
 後は、気持ちを統合するように身体を繋げて行った。
 



続く
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2012.07.13 
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