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男子高校生の日常 

男主人公夢小説

例の三人と転校生の会話
「河野 ナオミツです」


 クラスに転校生がやってきて盛り上がる事無く、乾いた拍手がパラパラとあるだけの初日。
 夕焼色に染まる放課後の時間帯になって、顔を合わせたヒデノリとヨシタケは、待っていたかのように二人揃って、校門へと向かうナオミツの前に現れた。


「お前、今日来た河野ナオミツだっけ?」

「ちょっとツラ貸せよ」


 仏頂面に親指を立てたままついて来いと言わんばかりに、後ろを指すと、ナオミツは眉を顰めながらも二人の後に続いていった。
 それを偶然見かけたタダクニは、何をするつもりだと心配になりつつも、帰宅すると当然のように遊びに興じてるいつもの二人と、転校生を見かけた。


「展開速いな!」


周りがボケるためか、本人が至って真面目なだけか、よくツッコミ役に回るタダクニが例のごとく吠えた。


「しょうがねぇだろー。男子高校生の日常なんだから、いつまでも転校生扱いできねぇだろ」

「そうそう。あ、くそっ、ババ引いちまった」

「へへっ、次はヒデノリの番だな」


 いつの間にか打ち解けてる三人に、部屋へと入ったタダクニは、心配して損したと、やや呆れた独り言を漏らして鞄を机に置いた。


「お前ら(思考回路が似てるからなのか)仲良くなるのが早いな」

「ってか、お前誰だっけ?」


 ナオミツが顔をあげて質問してくると、


「タダクニって、クラスにいたし最初に挨拶しただろ!。つーか、此処、俺の部屋!」

「次で、ヒデノリあがりか?」

「無視かよ!!」


そんな虚しいタダクニのツッコミが、トランプに興じる三人のいる部屋の中に響くのだった。




END
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2012.05.15 
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