FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- 
訪問者様、拍手を押してくださった方、ありがとうございます。

新テニスの王子様夢小説

女主人公が頑張っております


第四話
「立海の皆さんも呼ばれていたんっすね?」

「勿論ですよ」

「ジー・・・」


 言いながら凝視する木佐木に、柳生は不思議な顔をする。


「何でしょう?」

「いや、また仁王先輩と入れ替わってるんじゃないかと思って・・・」


 いつの試合のとき見たく変装しているのではないかと疑いの目を素直に向けてくる木佐木に、柳生は面白そうに口元を引き上げた。


「まさか、試合でもないのに、そんな真似しませんよ」

「それならいいんですけど・・・柳先輩と幸村先輩は来る事知ってんですか?」


 丁度近くにいた二人に声をかけてみると、当然だとばかりに頷かれた。
 柳は目を瞑ったまま、幸村は穏やかな笑みを浮かべたまま、どっちにしても曲者らしく本音はわかりづらいと思うことなく、木佐木は感心した声を上げる。


「ほー・・・となると、関西中心でという事か?」

「いや、選抜されようが、関西かて同じや」


 包帯の巻いた片手を上げて白石が話しかけてくるのだが、その横からひょっこりと顔を出した遠山が、額に手を当てて遠くを見るように誰かを探しているのか首を巡らす。


「あれ~、こしまえはおらんの~?」

「うん。 越・・・こしまえは、アメリカに修行に行ってるから今は来てないよ、やで?」


 語尾を嘘臭い関西弁に言い換える木佐木は、此処にも一人越前を待っている人がいると自分の事のように嬉しそうに笑っているのだったが、遠山は不満そうに両手を頭の後ろで組み唇を尖らせていた。  


「おらんの~? なんやーせっかく試合できるとおもっとったのになぁ」

「まあまあがっかりしないで。こしまえはきっと百戦錬磨の逆さのとがった金髪に碧眼になる勢いで強くなっているから、期待していたら、ええねん」

「ホンマ!?」

「いや、そんなサイヤ人みたいな変わり方ないって」


 ボケをかます木佐木と驚きの声を上げる遠山の様子を見ていた忍足は、大阪人の気質なのかしっかりとつっこんできた。




続く
スポンサーサイト
2012.05.21 
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。