FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- 
訪問者様ありがとう。拍手をぽちぽちとありがとうございます。

黒子のバスケ 第二話

女主人公夢小説ですだ
身体能力を見るために上半身裸の進入部員が並ぶという可笑しな光景を見た後、学校の帰り道。
 物足りない気持ちをうめるかのようにストリートバスケ場へと足を運んだ火神は、ボールの弾く音に引かれて顔をのぞかせると、月明かりと照明のぼんやりとした風景の中、先客を見つける。
 制服は同じ学校のもので、見た目で分かるとおり女子生徒であった。
 よくよく見れば、あの場にいたマネージャーと名乗っていた確か、名前はと思い出しつつ火神はどういったものかとその光景を眺める。


「下手くそ」


 一向にシュートの決まらないのが見ているほうが飽きれるくらいだったので、コイツも大した敵にもならねぇとため息をついて火神はコートへと踏み込んだ。
 少女、紅井 紲生(べにい せつや)が振り返ると、瞬時にボールを奪い取った火神は、見てろとばかりにドリブルをしたまま駆け出し、その場で飛ぶようにダンクシュートを決める。


「誰だ、お前は?」

「って、初めにそれかよ。制服で分かるだろ?同じ学校 つーかバスケ部の入部希望の中にいただろ?」

「・・・ふむ。確かにやたらでかくて赤い髪が目立つ奴はいたような気がするが・・・」


 腕を組むように顎へと指を添えて考える姿勢のまま、紅井は呟く。


「それ、俺だ」

「何だ、お前だったのか。それより、こんなところで何してる」

「見りゃ分かるだろ」


 話しながらもドリブルしながら、再びゴールへと向かいイージーシュートを放った。
 とんとん弾くように転がったボールを見た後で、火神を振り返り紅井は指差して言い放つ。


「分かるぞ。構って欲しいのだな!」

「何でそうなるんだよ!?」

「紲生さん的には、お前は一匹狼タイプだと思っていたがどうやら見当違いのようだ。よし、遠慮なく勝負を申し込むに決めたぞ」


 遊び相手でも見つけたように口元を緩める紅井に、火神は意外そうに答える。


「・・・さっきの腕前でよく勝負ふっかけられるな」

「遊びでも構わないんだが、お前は勝負事が好きそうな面をしているから、言ったまでだ」

「(勝負好きそうなって、どんな面だよ)・・・はぁ、まあいいか。紅井・・・だっけ?とりあえず、お前じゃなくて火神大我だ。今度は忘れるなよ」


 言葉と共に投げ放たれたボールを挨拶代わりにキャッチした紅井は、両手で抱え込むように持ちながら考え込む。


「・・・かがみたいが・・・かがみか。よし!」

「?」

「覚えづらいからな。今からお前は【かあみん】と呼ぶことにしよう」

「っ何でだよ!?」


 その後、ふらりと現れたように黒子がやってきて、火神と一対一の勝負となった。
 が、黒子は強気に出来た割には大した強さもなく、火神の中でやりがいのない虚しい気持ちだけが増大したのだった。



to be continued...
スポンサーサイト
2012.07.17 
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。