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訪問者様ありがとうございます

黒子のバスケ 二次創作でする

黄瀬生誕日の火神総受け

お祝いの其の四

黒子×火神←黄瀬+笠松 


おめでたい脳内思考の黄瀬。
淡々と伝達する黒子はライバル心むき出し?
火神さんは鈍感なので何も気づいてないからこうなる。

とりあえず、携帯電話から中継がつながりましたので見てみましょう!


男なんだけど分かってる?


『・・・』

『・・・なぁ、黒子。お前、喋るとかなんか変化見せねぇと静止画と変わらねぇぞ?』

 突然火神の声が画面越しの、それもかなり近い位置から聞こえたところを見ると、撮影している人物は火神のようだ。抑揚のない声で何かを両手で持ったたままの黒子は口を開く。


『・・・既に録画に入ってるんですね。火神君、合図とか何も言わないのでテンパりました』

『いや、普段と変わらねぇようにしか見えねぇって』


 笠松もそう思ったがここでいろいろ言っても黄瀬とダラダラとどうでもいいことに話が長くなりそうなので、あえて沈黙を守って続きを見やる。


『そうですか?』

『もう一回、撮りなおしとくか?』

『いえ、僕はこのままでもいいと思いますし、録画時間限られてるのでさっさと進めます。見えてますか?黄瀬君』


 火神のズームアップにより、黒子が持っていた用紙が映りこみ、そこに書かれている字を見て、笠松は今更気づいたように黄瀬を一瞥するが、すぐに携帯へと視線を戻す。
 因みに、画用紙にマーカーで書かれた大きな字は、黄瀬涼太君。お誕生日お祝い申し上げますっとあった。


『・・・というわけです』

『って、それだけかよ?』


 誕生祝いしてるらしいが、どうにもそっけない感じに見えた火神は思わず疑問を口にすると、黒子は特に変わりない様子で答える。


『僕はいいと思います。黄瀬君がご要望なのは火神君ですから、次は予定通り火神君の番です』

『・・・』


どうにも納得できてない火神ではあったが、持ち手が変わったためか映像は多少ぶれたものの、次には目的の人物である火神が仏頂面で突っ立ている様子が映りこむ。
 黒子が撮影しているためか、先ほどの映像よりも位置がずれている事に笠松は少し気になっていた。


『よう。お前誕生日なんだって? お祝いが欲しいにしてもあれは何だぁ? 悪ふさげにしちゃ・・・』


 黄瀬がウェディングドレス送ったからいつも以上に不機嫌な火神の事情を知らない笠松が知る前に、黒子の声が遮る。


『残念ですけど、火神君残り時間に限りがありますので手短に』

『っ!?・・・てまあ、言いてぇことは色々あるけどよ。とりあえず簡潔に言っとく』


 まだ言いたいことはあるらしい様子ではあったが、火神は舌打ちしつつも苛立ちを抑えるかのようにやや下向きに顔を下げたまま、考えを纏めるよう後ろ頭を掻くと次には決めたようにその凛々しい顔を上げた。


『明日、その頭から冷やしてやっから、ぜってー逃げずに待ってろ!!!』


 その瞬間、故意なのか操作ミスなのかズームアップの火神の頭と顔と動く口元と特徴的な眉毛と怒りの瞳が連写で映った後、「喧嘩売ってるみたいですね」っと黒子の声が微かに聞こえるようにして、切れたように画面は黒くなり再生は終わった。
 火神は何を言おうとしてたんだと笠松が尋ねる前に、黄瀬が満面の笑顔で話しかけてきた。 


「そして今日、火神っち到来っスよ~!。何があるのか待ち遠しいっすよね~♪」

「いや喜んでいいのかよ?。何かキレてたし、あっちから殴りにいきそうな勢いなのに、っうかお前火神に何したんだよ?」

「こうしちゃ喜んでばかりもいられないっスよ!。いつでも歓迎する気持ちはあるにしても何を準備して待ってればいいのかとか考えてて、ああ! やっぱあれっすかねー?。制服でそれともユニフォームで待ってたほうが・・・」

「・・・(こいつの思考は能天気なのか前向きなのかどっちにしても頭に花が咲いて見えやがる)俺が今のお前に一言言えるなら、待ち合わせは別の場所にしろ、だ」


 本心から当然のように体育館で待ち合わせないで欲しいと思ったからの笠松の言葉だったが、黄瀬はそれどころではないのか相変わらずなのか、考えるように腕を組んだまま顎に手を添えて話を聞いている様子はなかった。




続く
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2014.05.20 
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